男性子育て日記 

二歳の女の子とゼロ歳の女の子の父親です。本や登山や趣味の話も綴っていきます

懺悔します。育休取って4ヵ月が経ちました。

 懺悔します。今、後悔に苛まれています。本当に残念な父親だなって思っている。ここに吐き出して、今から気持ちを切り替えて、娘と向き合いたいと思います。

 

 事件は昨日の夜に起きた。時刻は20時半くらいだったと思う。

僕「寝る前に歯ブラシするよ。そろそろお片付けもしようね」と声をかけた。

娘「麦茶飲んでから」と返事した。

僕「先に片付けをしてよ。「あとで」と言ってやらないでしょ」

娘「あとでするの!」

僕「必ず、麦茶飲んだら片付けして、歯ブラシね」(声を大きくなっていた。怒った雰囲気)

娘はうなずいたので、僕は麦茶を娘のコップについであげた。

 

僕が麦茶を注いでいる間に、娘は一人で片付けをした。

僕「できるじゃん!さすがだね」

娘「・・・」

僕「歯ブラシしにいくよ」

娘「麦茶、おかわり!」

僕「今飲んだばかりでしょ!」

娘「おかわり!」

僕「歯ブラシが終わったらにしようね」

娘「さきに、さ・き・に、麦茶」

僕「飲んだら、歯ブラシするって言ったじゃん」(怒った口調)

娘「やだ、麦茶飲みたい。」

僕「先に、歯ブラシしにいこう」

娘を振り切って、一人で歯ブラシしに1階に行った。娘は泣きじゃくる。

僕は歯ブラシして戻り、ソファーに座る。

 

娘「カカと歯ブラシ行きたいの・・・」と言い、妻がキャッチして歯ブラシにつれて行ってくれた。リビングに戻ってきた娘。

 

僕「明日は保育園だから、寝るよ」

娘「まだ、ここにいて」

僕「アイスノン使う?冷たいやつ」(話題を変えて、気持ちを切り替えようとした)

娘「トトの使いたい。」

僕「わかったよ。いいよ」冷蔵庫からアイスノンと幼児用のアイスノンを持ってくる。

娘「どうして、これ持ってきたの(幼児用をさしながら)」

僕「だって、トトの使うんでしょ。だから、こっちはトトが使うよ(幼児用をさして)」

娘「やだ、使わないで!戻してきて」

僕「わかったけど、トトの使いたいって言わないでね!トト使えるのないからイヤだよ。わかった?」(怒った口調)

僕「ぜったいだからね。これ使いたいって言わないでね!」(怒った口調)

娘「黙ってうなずく」(たぶん雰囲気に圧倒されて、内容はわかってない)。

僕「上に行って、寝るよ」

娘は泣く。横目で見ながら

僕「先に行ってるよ」と言って寝室に行った。

 

娘は泣きながら寝室に来た。

妻「どうしたの?」

娘は泣いている。

妻「何があったか教えて」

娘「言えないの」

妻「お口があるから言えるでしょ」(やさしい感じ)

娘泣き続け、そのまま寝静まった。

 

 経緯を書いていて、悲しくなった。自分の言動がいかに稚拙で幼稚で、子どものことを理解していないか痛切に伝わってくる。娘はもうすぐ3歳になる。年齢の割には、言葉をよく発するし、文章を作ることができる。かなり知能的に発達していると思う。同じ保育園の園児と比べると1学年くらい違うがあるのではないかと思ってしまう(親の目線)。

 

 だからというわけではないが、大人の話を理解していると思ってしまっている。こんだけ話せるのだから、僕の言葉は理解している。理解していて行動しないのは間違っていると僕は思ってしまっている。

 

 娘が「あとで、あとで」と言って、片付けや歯ブラシ(大人がしてほしいこと)を後回しにしてやらないことが、娘の怠慢に見えてイライラしていたんだと思う。だから、強い口調で怒った口調で伝えることでわからせようとした。

 

 でも、ここに書き出してみて、改めて気づいたけど、たった3歳になる子どもが大人の話を全部理解できているわけないし、寝る前の疲れた状態で正確に判断できるわけもないし、どんな子だった寝る前の駄々をこねる瞬間はあったりするのに、僕は怒って従わせようとした。

 

 最後の娘の「言えないの」と発言は、寝る前の僕にもはっきり聞こえた。「言えない」んだよね。まだ自分の言いたいことを言えないんだよね。そうだよね。それなのに僕は・・・。情けない父親です。

 

 「許容」してあげたいときと、これは「わがまま」だからしっかりさせなきゃという気持ちが毎日、いろんな状況でやってくる。その都度、子どもに言葉をかけていく。今の僕には娘の行動が「わがまま」に映ってしまっている。大らかで、寛容的な人に育て欲しいと思っているのに、親の僕が、心が狭くて、非寛容的なふるまいをしていれば、子どもも同じようになってしまう。

 

 娘の行動を見守ろう。娘に対してもっと寛容的になろうって思う、7月31日の朝です。なんのために育休とってんだよ!と自分にツッコミを入れる。猛省し、今日に生かしていきます!!!