今週のおススメ絵本～二歳９ヵ月の娘が選びました～

　図書館に２週間に一度行き、本を１０冊借りてきます。今回借りてきた中で、娘のリピート率が高い本を紹介します。

　今回、「読んで、読んで」と持ってくる頻度が高かった本は、『あさですよ』絵・文「たなかとみよ」です。

　朝になり、巣から猫が一匹づつ出てきて、お母さんからおっぱいをもらうお話です。義母の家で猫を飼っており、娘はクロネコを見ると、「これババちゃん（義母）の家にいるよね」と話しています。おっぱいを飲むシーンがあるのですが、赤ちゃんが飲んでいるのと重ね合わせており、「赤ちゃんと一緒だね」と言っています。

　最近、娘は「赤ちゃんになるでちゅ～」と言って、僕の腕で赤ちゃん抱っこをされる遊びをしています。僕が積極的に赤ちゃん抱っこをすると、「もう赤ちゃんじゃない、お姉さんなの！」と怒ります。

　今までは、娘は母親を独占できたけど、今は独占できません。「今、カカ（母親の呼び名）はおっぱいあげているから、ちょっと待っててね」と言われることもよくあります。寂しい思いをすることがあります。

　一方で、「赤ちゃんかわいいね」「泣いているけど、どうしたのかなぁ？」「赤ちゃん大丈夫？」と、娘が気にかけてくれるシーンもあります。買い物に出かけた時、バギーに赤ちゃんが乗っていると、「○○ちゃん（自分の名前）が押すの！」と積極的にお手伝いしてくれることも。上手にできないこともありますが、手伝いたいという気持ちを尊重していきたいと思います。

　最近、僕と一緒にお昼寝をしたり、夜一緒にお布団に行くようになりました。今までは「カカとじゃなきゃイヤ」だったのが、「トトと行きたい」に変わってきたのです。子どもと関わる時間が増えたことで、子どもも僕（父親）との距離を縮めてこれたように思います。これも育休をとったおかげだと実感しています。