男性子育て日記 

二歳の女の子とゼロ歳の女の子の父親です。本や登山や趣味の話も綴っていきます

テレビに頼らない子育て~育休1ヵ月と3週過ぎて思うこと~

 今回の定期報告は二部構成です。前半は、テレビに頼らない子育てを始めましたので、我が家の子育ての現状報告です。後半は、育休1ヵ月と3週間経って今思うことを綴ってみました。

 

①テレビに頼らない子育て

きっかけ 

 我が家は試験的にテレビに頼らない子育てを6月1日から始めました。きっかけは、娘が日常生活の中で切り替えが苦手で、少しでもスムーズに移行できる方法がないかと模索した結果です。特に苦手なのが、テレビを見てから次の行動に移るのが苦手です。切り替えができないことが、親子でバトルするきっかけになっていたので、「テレビを見ない生活をしてみよう」と僕が妻に提案して実現しました。

 

今までのテレビとの付き合い方

 娘がテレビを見ているのは、朝の保育園に行くまでの時間(7時45分~9時)と保育園から帰ってきて夕食になるまでの時間(17時半~18時半)です。朝は比較的切り替えができますが、夕食前のテレビ(パウパトロールのアニメなど)は悲惨で、「もっと見たい、ご飯いらない」となり、なかなか夕食がスタートしないことが悩みの種でした。

 

テレビなし生活スタート

 ちなみに、6月1日は台風が接近してきて、雨風が強くなっていました。事前にリモコンから電池を抜いて、娘が保育園から帰ってきたら「テレビがつかない!?」と妻と一緒に演技をして、見れないことに納得してもらいました。

 

テレビなし生活の効果

 やってみて約1週間になります。娘はテレビが見たいと言うこともなくなりました。親子で本を読んだり、パズルをしたり、歌を歌ったりする時間が増えました。夕食の準備時間にテレビを見てもらていましたが、見なくなったことで、「抱っこして」「こっちきて遊んで」といったことが始まりました。最近は、事前に夕食の準備を済ませておいて、保育園から帰ってきたら、一緒にいる時間を優先するようにしました。夕食が食卓に並び始めるて、「ご飯だよ」と伝えるとスムーズに移行できるようになりました。娘が「ギャー」と嘆くことは、変わりませんが、この生活を続けることで、変化していくのかもしれません。経過観測を続けていきたいと思います。

 

まとめ

 テレビに頼らない子育ては、親子の時間を大切にすることができます。ただし、家事に割く時間を子どもと向き合い続けるので、親がシンドイなぁと思うのが本音です。テレビ見ている間に、ちゃちゃっと家事をしたい。でも、我が家では、夕食へのスムーズな移行や保育園へスムーズに行くことができるようになったので、テレビに頼らない子育て実践も効果があったと思います。僕が育休中だからできることってのもあると思いますが、テレビとの付き合い方は今後も考えていこうと思います。

 

②育休1ヵ月と3週間過ぎて思うこと

 赤ちゃんが生後2ヵ月を迎えました。出産当初はなかなか体重が増えずに不安でしたが、すくすく育っています。今、心配なのは2週間前から赤ちゃんは風邪を引き、鼻水と咳をしています。咳はタンが絡んでいて、とても苦しそうにしています。小児科に行き、薬をもらいましたが、なかなか完治していません。早くよくなってほしいです。

 

 育休も1ヵ月と3週間が経ちました。正直、最初の1ヵ月の家事は楽しかった。レシピ本を2冊買って、見ながら料理する。お店でしか食べられないと思っていた「エビチリ」とか、「キノコのクリームソースパスタ」とか、レシピを見ながら作ることができて、「これおしいね」なんて妻に言われたら、嬉しくないはずがない。

 

 でも、1ヵ月を過ぎたあたりから、エアポケットに2週間に一回くらいはまっている。「もう料理したくない」「洗い物したくない」「洗濯物ほしたくない」という家事に対するやる気が出ない。もう、何もしたくないって気持ちになってしまう。妻がスッと気づいて、料理を作ってくれることも多くなった。嬉しいけど、欲を言えば食べ終わった食器や料理後の鍋も洗ってほしいと思っている。

 

 家事って終わりがない。ずっと続いていく。一回づつ終わりはあるんだけど、食べ後に食器がシンクに山盛りになっているのを見るとゲンナリする。実家の母親の偉大さに気づく瞬間でもある。

 

 平日の昼間に食料の買い出しに妻と赤ちゃんを連れていく。この前、お昼時間だったので、天ぷら屋さんで外食をした。できたての天ぷらを妻と食べて「おいしいね」って笑顔になった。

 

 いつからだろう。妻と二人で外食することなんで、もうずっとしてなかった気がする。外食して舌鼓をうてる幸せ。もう一つ気づいた幸せは、妻と一緒にテレビを見ることが増えて、見た内容を二人で共有できることが増えた。ドラマもそうだし、バラエティもそう。僕はほとんどテレビを見ない人だけど、一緒に見て愚痴いったり、笑いあったりするのって幸せだなぁと思った。

 

 育休とってよかったと思う瞬間だった。