男性子育て日記 

二歳の女の子とゼロ歳の女の子の父親です。本や登山や趣味の話も綴っていきます

もうすぐ2児のパパになる僕が最近思うこと

 暖かい日が続いている。「4月中旬の陽気です」「桜が咲き始めました」と天気予報士が毎日のように話しているのをテレビから聞いている。職場である学校の校門には梅の桜が満開を迎えている。近くの専門学校の卒業生がその花が咲いているのを見て、「サクラが満開だね」って言いながら歩き去っていった。シルバー人材センターから派遣されてきているおじいさんとそんな光景を見て、「キレイだからみんな間違えちゃうんだよね」と笑い合った。その木には『梅の木』という看板が掛かっている。

 

 3月になり、やっと来年度の人事が発表された。例年だと1月には管理職の人事が発表され、2月中旬には全員の人事が発表される。けれど、今年はなかなか発表されずに、ヤキモキしながら過ごしていた。僕は4月から育休を取ることが決まっていたけれど、僕の後任が誰になるのかずっと知らされていなかった。内部登用はせずに外部から取るってことだけ聞かされていたけれど、採用がどこまで進んでいるのかわからなかった。今回の発表で知ったのは、ボロボロ人事だった。今年度は辞めていく人が多かった。こんなに人が辞めるのかというのが人事を見た時の僕の第一印象だった。福祉現場の最前線、学童保育の現場では、保育園同様に働く環境面が整っていない。保育園ほど政府もメディアも働く人の声に耳を傾けてくれないけれど、給料は安くて、仕事時間は長く、保護者の視線も厳しい。少子化で今後もあまり見通せないとなれば、辞めていく人が増えるのもうなずける。環境が劣悪→離職→人手不足→さらに劣悪な環境→離職・・・と負のスパイラルに陥っている。この業界で続けるのか、他の仕事に転職するのか、育休期間中にしっかり考えたい。

 

 僕の妻は無事に産前休暇に入ることができた。産前休暇に入っても、僕たち夫婦にはあまり会話がない。う~んなんでだろうって思うけど、僕が思っているのは、妻の携帯依存が発端になっている。携帯電話が嫌いだ。なんで目の前に人がいるのに携帯電話をいじっているのかわからない。本当にわからない。僕が子どもとボール遊びをしている傍らで携帯電話をいじっている。なんで?って思う。普段から会話が少ないことが心配。こんなに会話しなくていいんですか?って感じ。二人目の子どもの名前も決まっていない。どうするの?って聞いても、「まだ決まっていない、子どもの顔を見ないとわからない」って言われた。そんなものなんだろうか。話しかけてもそっけない反応しか返ってこないと、もうこちらから会話をしようとも思わなくなるのが怖い。もう片足この沼に足を踏みいれてしまっている。「ズブズブ・・・」と足が埋もれていくのを感じる。この沼ってあがけばあがくほど深みにはまりそうだ。このまま静観しても、動いても結果が上手くいきそうにない。う~ん。って感じ。悩んでるし、困っている。