男性子育て日記 

二歳の女の子とゼロ歳の女の子の父親です。本や登山や趣味の話も綴っていきます

一歩進んで、二歩下がる

 フランス語の学習について書きます。毎日フランス語の朝活を始めてから4ヵ月目を迎えている。毎日、毎日、決まった時間に起きて、勉強を1時間する。習慣化できてたのは嬉しい。最近残業が続いて疲れている。睡眠時間が5時間の時もあるけれど、朝5時半には学習のスタートが切れている。

 

 さて、仏検1級合格を目指して勉強を続けているけれど、この道は茨の道で、勉強すればするほど、立ちはだかる壁に打ちひしがれる。もちろん、毎日着実に一歩ずつ前に足を踏み出しているのは事実ではあるが、新しいフランス語の記事を読めば、わからない単語に遭遇する。もちろんそれは当たり前のことなんだけど、「まだまだフランス語の理解が足りない」自分に気づかされる。

 

 「できるようになった(理解できた)」と喜ぶ日もある。一読して理解できた日やラジオを聞いて理解できる日がある一方で、まったく理解できない日がある。気持ちが昂り、自分が理解できた!と思って嬉しがっているときほど、「できない自分」に会ったときに、なぜ自分はフランス語の勉強を続けているのだろうとか、朝早く起きてまで、といった感情が芽生えてくる。「もう辞めてもいいか」と思う時もある。実際、そうやって、20代後半、30代にも、何度もフランス語の再学習をして挫折してきた。それはいろいろな理由をくっつけて・・・仕事が忙しいから、疲れたからなどなど。

 

 語学の学習は果てしない。終わりなき旅を歩いている。どこまでいっても、わからないことに出会える。そして、わからない自分を認め、調べ、学び、繰り返し、知識を定着させて、また次のページに進む。そして理解できたと過信する自分に、またわからないことが立ちはだかる。

 

 上を見れば見るほど、その山の高さに驚き、戸惑い、崇高な念を抱く。毎日歩き続ければ、今よりももっと高みに行けると信じて今日もフランス語に向き合っている。