男性子育て日記 

二歳の女の子とゼロ歳の女の子の父親です。本や登山や趣味の話も綴っていきます

リモートワークにあこがれて

 私の仕事は福祉関係の仕事をしている。現場で人と人が接する仕事が基本なので、リモートワークをすることができない。管理職だったり、事務仕事がメインの業務だったら、シフト管理や経理関係であればリモート業務もできるかもしれないが、私のような現場管理職の人間は、現場に行き、利用者が来なければ仕事ができない職種である。

 

 エッセンシャルワーカーとは耳障りの良い言葉である。実質は低賃金で離職者が多く、情熱を持って仕事をしていても打ちひしがれて辞めていく人たちを毎年見送っていく。社会にとって必要な仕事であれば、そこにお金をかけてほしいと国民にも政治家にもお願いしたい。例えば、農業、漁業などの一次産業は衰退して久しい。でも、どんなにお金があっても、ご飯が食べられなくなったら人は生きていけない。日本の国内自給率は11.8%である。比較する36カ国中34位と下から数えた方が早い。一次産業だけでは食べてはいけず、外国に日本人の胃袋をつかまれていると思うと、有事の際は軍備よりも自分の食い扶持を気にしてしまう。

 

 話がなかなかリモートワークにいかない。僕はリモートワークに憧れている。自宅でお仕事って、満員電車に乗らなくて済む。お弁当を作らなくても昼休憩中に自分で作ることができる。何より、家族と過ごす時間が増えることが魅力的に映っている。

 

 以前のブログで、朝活を始めたことを伝えた。朝起きて、フランス語の勉強をしている。20代の頃、フランス語で生計を立てようと苦心していた時があった。結局、語学で生きていく自信がなくて諦めた。でも、最近2ヵ月朝活を続けて、まんざらフランス語で仕事にありつけたらいいなぁと思うようになった。ネットで調べたら求人はいろいろ出てきた。英語に比べたら球数は少ないけれど、ないことはない。民間も公共団体もあった。求人には「リモートワーク可」の文字があった。

 

 別に転職しようとは思っていない。でも、リモートワークってやってみたいって思う。やってみたら大変なこともあるんだろうと思う。仕事とプライベートの境目がなくなって残業がかさむなんてこともあるのかもしれないし。

 

 今の仕事が好きだから、これからも続けていくとして、リモートワークを経験できる機会に恵まれないものかと冬休み一日目の朝に思った。